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2012年11月30日金曜日

果樹の接ぎ穂・挿し穂を採取

庭の果樹が休眠期に入ったので来春に接木と挿し木をするための穂を採取しました。


早秋柿

昨秋に苗木を植えましたが結実までに数年を要するので、倉方柿に接木します。
現在、倉方柿には百匁柿と品種不明の甘柿を接木してありますので早秋柿を接ぐと一本の
柿の木で4品種の実が成ります。


























百匁柿

既に百匁柿は接木してありますが横に伸びる枝のため雪に弱いので縦枝に再度接木します。


























さくらんぼ「さおり」

これも既に暖地桜桃に接木してありますが百匁柿と同様に横枝のため縦枝に再度接木します。


























キウイ雄木「マック」

雌木のゴールデンキングと別に仕立ててありますが、雌木に雄木を接木して一本仕立てにします。


























ミヤマツ

山ブドウの一種で葉の形からサンカクヅルとも呼ばれています。
実は小粒ですがすごく甘い山ブドウです。
以前は近くの里山や河原にもたくさんありましたが近頃はほとんど見かけなくなりました。
挿し木で株を増やして種の保存のため周囲の野山に戻してやる予定です。
山ブドウの挿し木は大変難しいのですが野菜用の温床を活用して成功させたいと思っています。


























接ぎ穂、挿し穂の保存

採取した接ぎ穂・挿し穂は湿らせた新聞紙に包んだものを乾燥しないようにビニール袋に入れて
来春まで5℃の野菜保冷庫で眠らせます。



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